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SGドリルシリーズから、被削材を選ばない汎用性の高い高性能なハイスドリルのレギュラタイプとしてSG-ESRドリルを発売。
SGシリーズにはSG-ESRドリルと同じレギュラタイプにSG-ESドリルがあります。そのSG-ESドリルと新発売SG-ESRドリルの用途・特長の違いを比較してみます。

SG-ESRドリル

SG-ESドリル




SG-ESドリルは、剛性を高めた溝形状を採用しています。
その強いねじり剛性の特性を活かし、高硬度材の高送り加工では、ずば抜けた安定性と高能率を誇るドリルです。
しかし、軟らかい材料や低い切削条件下における加工は苦手でした。
SG-ESRドリルは、剛性を低下させずに、切りくず処理性のよい刃先・溝形状を採用することで、SS材やステンレス鋼などの軟らかい材料から合金鋼まで幅広い被削材に対応しました。
SG-ESRドリルは、SG-ESドリルのウィークポイントを補ったドリルだけではなく、ハイスドリルでは極めて高いレベルの汎用ドリルとして位置づけられます。
ドリル選定に迷ったり、問題が発生した場合の対策品として頼りになるドリルです。



SGドリルシリーズのカタログ

| http://nachi-tool.jp/blog/index.php?e=176 |
| ドリル::SGドリル | 2013年01月07日 01:45 PM |
粉末ハイスコーティングのSG-ESRドリルによるステンレス鋼の加工事例を紹介します。
SG-ESRドリルは、SS材から30HRC硬度の合金鋼まで幅広い被削材に対応したドリルです。
そのSG-ESRドリルでステンレス鋼を加工してみました。



| http://nachi-tool.jp/blog/index.php?e=171 |
| ドリル::SGドリル | 2012年11月08日 07:00 PM |

粉末ハイスを使用したコーティングドリルSG-ESRドリルを発売しました。
直径2mmから32mmまで149寸法を標準在庫しています。
これまで、被削材を選ばない汎用性の高い高性能なハイスドリルとしてはSG-ESSドリルがあります。
このショートタイプのSG-ESSドリルに対するレギュラタイプとしてSG-ESRドリルを発売しました。


SG-ESRドリルは、SS材や合金鋼、ステンレス鋼など幅広い被削材に対応しています。
SGコーティングと高級粉末ハイス、切りくず処理性のよい溝形によって高能率加工でもすばらしいパフォーマンスを発揮します。
SS400の加工事例紹介です。。


カタログはこちらから

| http://nachi-tool.jp/blog/index.php?e=164 |
| ドリル::SGドリル | 2012年09月28日 09:04 AM |
16mmから50mmまでのSGEZ「SGフラットドリル」を発売しました。

座ぐり加工や傾斜面の穴加工、抜け側のバリレス加工などに最適な「アクアドリルEXフラット」は小径側を1mmまで広げ、中間サイズの充実で、大幅なサイズ拡張をしています。
SGフラットドリルは、大径側にサイズを揃えたハイス版フラットドリルです。

外観は、一見エンドミルのようですが、エンドミルに比べて芯厚を小さくして、溝のポケットを十分に設けています。
ドリル剛性と切りくず排出性のバランスよい溝形状です。
また、底面は完全な180°フラットです。


左図は、SGフラットとエンドミル2枚刃の切削抵抗の変動と方向を示したものです。
エンドミル2枚刃の方が、大きな抵抗を受けながら振れまわっていることが確認されます。


50mmのSGフラットドリルで加工したサンプルです。
M30ボルト穴の座ぐりを想定したものと厚さ50mmの通し穴です。
下穴なしの穴加工をエンドミルではステップ送りなしでは加工不可能ですが、SGフラットはノンステップで加工ができます。
被削材 S50C(180HB)
切削速度25m/min
送り量 0.5mm/rev


SGEZ/SGフラットドリルカタログはこちらから

| http://nachi-tool.jp/blog/index.php?e=155 |
| ドリル::SGドリル | 2012年06月29日 03:00 PM |
切削速度と送り量をパラメータに、寿命データを多変量解析により寿命実験式を求めることができます。
そのデータをもとに地図の等高線のような等寿命線図を作り、ドリル性能評価に使用することがありますので少し紹介します。
実際の工具寿命の要因として、被削材の形状、工作機械、切削油剤の種類等等、があり、寿命データの普遍化は難しくなりますが、寿命の要因を可能な限り少なくして、同じロットの材料を違うドリルで比較したり、同じドリルで違う材料を比較することで、ドリルの性能比較や材料の被削特性を推測することができます。また、最適な切削条件を求めることにも使用しています。

ハイスコーティングショートタイプのSG-ESSドリルと標準ハイスストレートドリルをSCM440調質材(310HB)で実験したデータをもとに等寿命線図化した事例を並べて比較して見ます。

SG-ESSドリル


この2つの事例を比較すると、最大寿命は1600個と400個で、SG-ESSドリルが4倍の寿命。そのときの加工能率比は2.4倍。
単純に寿命比と加工能率比をかけたものを性能比とすると9.6倍となります。
SG-ESSドリルの実用的な切削条件(20m/min、0.2mm/rev)で両者を比較すると、1200個と100個以下となり、その差は12倍を超えることが予想されます。
ところが、標準ハイスストレートドリルの実用的な切削条件(10m/min、0.1mm/rev)で比較すると、ほとんど性能差がなくなってしまうことになります。
ドリルにとって適切な切削条件で使用することが大切であることと、低すぎる切削条件で使用しても、期待した性能は得られないことをこの事例は示しています。


SG-ESSドリルの寸法表は 右 こちら


続き▽
| http://nachi-tool.jp/blog/index.php?e=152 |
| ドリル::SGドリル | 2012年05月30日 03:20 PM |
「ドリルの切削条件を選定する指標の提示-SGドリルシリーズの最適切削条件-」 大橋誠司
右ファイル(PDF)

| http://nachi-tool.jp/blog/index.php?e=6 |
| ドリル::SGドリル | 2009年01月22日 09:59 AM |