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超硬エンドミルの刃先コーナにはギャッシュランド付きとシャープコーナの2種類があります。用途に応じて選択が必要になります。
エンドミルの刃先コーナは、ねじれ角、すくい角、外周逃げ角、底刃逃げ角の4面から追い込まれることによって、刃物角が小さくなっています。高い切込み量、高い送り量、溝加工など振動・衝撃が大きく発生する加工では、そのコーナ部のチッピングが発生し易くなります。 その対策として、底刃溝(ギャッシュ)を入れるときに、底刃すくい面を外周コーナ部までかけることにより、刃先の強度を高めることがあります。それが“ギャッシュランド付き”です。 ところがギャッシュランドを付けると刃先コーナが、外径方向からみて後退してしまい、厳密な意味で加工面には隅残りが発生します。隅残り除去(ピン角)が必要な場合にはシャープコーナのエンドミルを使います。 GSX MILLのCタイプはギャッシュランド付きです。 GSX MILLのPタイプはシャープコーナです。 GSX MILLギャッシュランド付きの隅残り量(目安)はこちら GSX MILLの耐チッピング性能はこちら
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| エンドミル::GSX MILL | 2009年02月28日 10:31 AM | |