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超硬コーティングドリルのアクアドリルEXフラット/AQDEXZは、座ぐり加工にはかかせない180°フラットなドリルです。
エンドミルで座ぐり加工を代用することがありますが、エンドミルで座ぐり加工しますと中央が盛り上がった凸状の面に加工されます。 それは、エンドミルの底刃には凹状の傾斜が付けられているためです。 精度が求められる座ぐり面ではエンドミルは使用できませんでした。アクアドリルEXフラットならば、一発でokです。 エンドミルは、多機能なツールです。 ドリルは傾斜面への加工が苦手ですが、エンドミルはどのような加工面であっても高精度な加工が可能です。 アクアドリルEXフラットの座ぐり精度をみるために、いろいろな角度の傾斜面を、ボルトの座ぐり穴を想定して超硬エンドミルとの比較実験してみました。 前加工は一切なしとしました。材料は炭素鋼S50C、ドリル径は10mm、切削速度75m/min、送り速度240mm/minです。 上記表のように、アクアドリルEXフラットは、実験したすべての傾斜角においてエンドミルを凌ぐ加工精度が得られました。
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| ドリル::アクアドリルEXフラット | 2009年11月17日 11:12 AM | |