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アクアドリルEXフラットを使用すると切りくずがドリルに巻き付いて作業性がわるい。
また、穴が大きく拡大するといったトラブルをみられることがありました。 今回は切りくず巻き付き対策事例を紹介します。 設備、加工条件等において、回転中のドリルが振れ回りやすいと、食い付き時にその振れをドリルが拾ってしまうことがあります。 ドリルが振れて、巻き付きやすい細長い切りくずが生成されることがあるようです。 事例では、故意に振れやすい状況を作りテストしてみました。 ノンステップで加工した場合とインチングした場合のそれぞれの切りくずを比較してみます。 食い付き時からドリル刃先がガイドされるまで、インチングすることで加工が安定し、その後の加工でも巻き付くような切りくずは発生していません。 なお、インチング時の送り速度は20~30%程度下げてください。 面取りが必要な穴の場合には、穴加工の前にスターティングドリルなどで面取り加工を先に行うことで、アクアドリルEXフラットの求心性がよくなることがあります。
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| ドリル::アクアドリルEXフラット | 2011年07月27日 08:11 AM | |