最新記事
|
全般 / ドリル / 選定 / 切削条件 / 不具合 / その他 ドリルQ&Aメニューへ戻ります。
BB1 SUS440をAG-ESSドリルで加工する場合の切削条件は、カタログのどの被削材を参照すればよいのですか? マルテンサイト系ステンレスであり、合金鋼の切削条件をベースにしてください。熱処理されて硬度が40HRC以上高くなっている場合には、AG-ESSドリルでは加工できません。アクアドリルEX/AQDEXSなどの超硬ドリルを選定ください。 BB2 AGパワーロングドリル/AGPLSDでSCM435の深穴加工を旋盤(ワーク回転、ドリル固定)で行いたい。留意すべき点はなにですか? ドリル回転の場合は、ドリル溝の切りくず搬送作用によって、切りくず排出能力はありますが、ワーク回転の場合には、その排出能力が小さくなります。ワーク回転の穴加工ではステップ回数を多くする必要があります。 BB3 SUS310を直径1mmのAG-SUSドリルショート/AGSUSS1.0で加工したい。切削条件は? SUS310はNi20%、Cr25%含有している被削性の悪い材料です。切削条件はSUS304の1/2~1/3に落としてください。ハイスドリルではAG-SUSドリルショート、超硬ドリルではアクアマイクロドリル/AQMDをおすすめします。 BB4 SUS303の穴あけをAG-SUSドリルショートで考えているが、カタログにSUS303の切削条件が載っていない 基準切削条件表ではSUS304がベースになっています。SUS303は快削性ステンレスです。SUS304よりも10~20%程度切削条件アップは可能です。 BB5 アクアドリルEXオイルホール8D/AQDEXOH8D φ4.1 で被削材がSKD61 穴あけ深さ37mm(9D)。ステップ送りは必要か SKD11は被削性のわるい材料です。4D以降は1D間隔でステップ送りを入れて様子をみてください。 BB6 SUM22は切削条件表の被削材のどれに相当しますか? SUM22は低炭素硫黄快削鋼です。炭素鋼、構造用鋼の切削条件を参照ください。 全般 / ドリル / 選定 / 切削条件 / 不具合 / その他 ドリルQ&Aメニューへ戻ります。
| http://nachi-tool.jp/blog/index.php?e=69 |
| よくあるお問い合わせQ&A | 2009年01月08日 03:12 PM | |