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全般 / ドリル / 選定 / 切削条件 / 不具合 / その他  左 ドリルQ&Aメニューへ戻ります。

BA1 エアードリルを使用しています。ドリル寿命を長くするためにアクアドリルEXは使用できますか?
エアーツールのドリルドライバーでは超硬ドリルは使用できません。ドリルが欠けたり切損します。また、チャックの把握力が弱く、チャッキング精度が充分でないことがありおすすめできません。

BA2 被削材の硬度が高い(45HRC)ので直径6mmのアクアドリルスタブ/AQDSを使いたい。加工機はボール盤
アクアドリルスタブの選定に問題ありませんが、手送りのボール盤には使用できません。ドリルが欠けたり切損します。また、チャックの把握力が弱く、チャッキング精度も充分でないためおすすめできません。

BA3 硬度52HRCのSTAVAX をハイスドリルで穴あけしたい
45HRC以上の硬さはハイスドリルでは加工できません。超硬ドリルをご利用ください。50HRCを超える場合にはアクアドリルハード/AQDH、HRC50以下ならばアクアドリルEXスタブ/AQDEXSなどがおすすめです。

BA4 調質材にはAG-ESSとSG-ESSのどちらを選定?
硬度40HRC以下の調質鋼や難削材でしたらSG-ESSをおすすめします。SG-ESSドリルは切れ味とドリル剛性のバランスがよく、高級粉末ハイスとSGコーティングの組み合わせで難削材などにも適しています。30HRC以下の材料を高能率で加工する場合にはAG-ESSドリルがおすすめです。

BA5 純タングステンの穴あけ(直径14mm)を行いたい
ハイスドリルではSG-ESSドリル、超硬ドリルではアクアドリルFC/AQDFCをおすすめします。

BA6 SUS630でAG-SUSドリル、直径3.5mmを使ったが摩耗が早い
析出硬化系ステンレスのSUS630は、穴加工時に30~40HRCに硬さが上がることがあります。ドリル選定の場合にはステンレス鋼よりも調質鋼として見たられた方がよいかもしれません。AG-SUSドリルよりもSG-ESSをおすすめします。

BA7 S45CをGスタンダードドリル/GSD 6.6mm 深さ43mm(6.5D)をステップなしで穴加工すると切りくず詰まりを起こして切れ味が悪い
Gスタンダードドリルによるステップ送りなしの一発加工は無理です。ノンステップ加工の穴あけ深さは4~5Dが限度です。ノンステップ用でしたらUGパワードリル/UGPD、深穴加工の場合にはAGパワーロングドリルをおすすめします。

BA8 ハステロイの穴あけで現在、UGパワードリルを使用しています。AG-ESに切り替えても大丈夫ですか?
両者は基本的には加工深さの用途が異なっており、5DまででしたらSG-ESドリルでもOKです。

BA9 アクリルの穴あけドリル選定
樹脂、FRPなどはハイスドリルで十分です。ただし、熱伝導率が低いため切削熱はドリル側へ伝わり、排出された切りくずは溶けてドリル切れ刃に溶着して切れ味を悪化させますので注意が必要です。その対策としてエアーブロが有効です。
通り穴の貫通じの衝撃で、アクリルが割れや欠け、クラックを生じることがあります。その場合には、すぱっとドリルをおすすめします。充電ドリルドライバーの作業に最適です。

BAA カーボンにφ3の穴をあけたい。推奨ドリルは?
ハイスドリルでも超硬ドリルでも加工は可能です。数多くの穴加工が必要の場合にはダイヤモンドコーティングドリル/DCDをおすすめします。

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| http://nachi-tool.jp/blog/index.php?e=70 |
| よくあるお問い合わせQ&A | 2009年01月08日 03:13 PM |