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A01 カタログに記載されている基準切削条件とは、推奨条件ですか? ドリル、エンドミルのそれぞれの商品の特長・能力が最大限に発揮される条件として設定しています。実際には、使用する機械・設備、加工ワーク性状・形状、クーラントや切りくず処理などを考慮して調整する必要があります。 A02 カタログ基準切削条件の狙い値は、最長寿命条件ですか? 加工能率を無視するわけにはいきません。加工能率と切削寿命のバランスをとって設定しております。 A03 カタログ切削条件値より下げるとよくないのか? 問題ありません。使用環境によって調整してください。ただし、切削条件を下げ過ぎてしまいますと、工具性能が十分に発揮できないこともあります。 A04 カタログを要求したい NACHIホームページから印刷カタログの要求やカタログPDFのダウンロードができます。 カタログ要求は ここをクリック A05 NACHI商品を購入したい。最寄りの取扱い販売店、代理店を紹介してほしい 最寄りの当社営業までお問い合わせください。販売店等をご紹介させていただきます。 当社営業拠点は ここをクリック A06 ドリル・エンドミルの寸法仕様を確認したいが手元にカタログをもっていない カタログサイトから総合カタログのPDFをダウンロードできます。また、ドリル・エンドミル検索からも仕様を確認できます。 カタログサイト ここをクリック ドリル・エンドミル検索 ここをクリック 全般 / ドリル / 選定 / 切削条件 / 不具合 / その他 ドリルQ&Aメニューへ戻ります。
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| よくあるお問い合わせQ&A | 2009年01月08日 03:13 PM | |
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BA1 エアードリルを使用しています。ドリル寿命を長くするためにアクアドリルEXは使用できますか? エアーツールのドリルドライバーでは超硬ドリルは使用できません。ドリルが欠けたり切損します。また、チャックの把握力が弱く、チャッキング精度が充分でないことがありおすすめできません。 BA2 被削材の硬度が高い(45HRC)ので直径6mmのアクアドリルスタブ/AQDSを使いたい。加工機はボール盤 アクアドリルスタブの選定に問題ありませんが、手送りのボール盤には使用できません。ドリルが欠けたり切損します。また、チャックの把握力が弱く、チャッキング精度も充分でないためおすすめできません。 BA3 硬度52HRCのSTAVAX をハイスドリルで穴あけしたい 45HRC以上の硬さはハイスドリルでは加工できません。超硬ドリルをご利用ください。50HRCを超える場合にはアクアドリルハード/AQDH、HRC50以下ならばアクアドリルEXスタブ/AQDEXSなどがおすすめです。 BA4 調質材にはAG-ESSとSG-ESSのどちらを選定? 硬度40HRC以下の調質鋼や難削材でしたらSG-ESSをおすすめします。SG-ESSドリルは切れ味とドリル剛性のバランスがよく、高級粉末ハイスとSGコーティングの組み合わせで難削材などにも適しています。30HRC以下の材料を高能率で加工する場合にはAG-ESSドリルがおすすめです。 BA5 純タングステンの穴あけ(直径14mm)を行いたい ハイスドリルではSG-ESSドリル、超硬ドリルではアクアドリルFC/AQDFCをおすすめします。 BA6 SUS630でAG-SUSドリル、直径3.5mmを使ったが摩耗が早い 析出硬化系ステンレスのSUS630は、穴加工時に30~40HRCに硬さが上がることがあります。ドリル選定の場合にはステンレス鋼よりも調質鋼として見たられた方がよいかもしれません。AG-SUSドリルよりもSG-ESSをおすすめします。 BA7 S45CをGスタンダードドリル/GSD 6.6mm 深さ43mm(6.5D)をステップなしで穴加工すると切りくず詰まりを起こして切れ味が悪い Gスタンダードドリルによるステップ送りなしの一発加工は無理です。ノンステップ加工の穴あけ深さは4~5Dが限度です。ノンステップ用でしたらUGパワードリル/UGPD、深穴加工の場合にはAGパワーロングドリルをおすすめします。 BA8 ハステロイの穴あけで現在、UGパワードリルを使用しています。AG-ESに切り替えても大丈夫ですか? 両者は基本的には加工深さの用途が異なっており、5DまででしたらSG-ESドリルでもOKです。 BA9 アクリルの穴あけドリル選定 樹脂、FRPなどはハイスドリルで十分です。ただし、熱伝導率が低いため切削熱はドリル側へ伝わり、排出された切りくずは溶けてドリル切れ刃に溶着して切れ味を悪化させますので注意が必要です。その対策としてエアーブロが有効です。 通り穴の貫通じの衝撃で、アクリルが割れや欠け、クラックを生じることがあります。その場合には、すぱっとドリルをおすすめします。充電ドリルドライバーの作業に最適です。 BAA カーボンにφ3の穴をあけたい。推奨ドリルは? ハイスドリルでも超硬ドリルでも加工は可能です。数多くの穴加工が必要の場合にはダイヤモンドコーティングドリル/DCDをおすすめします。 全般 / ドリル / 選定 / 切削条件 / 不具合 / その他 ドリルQ&Aメニューへ戻ります。
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| よくあるお問い合わせQ&A | 2009年01月08日 03:13 PM | |
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BB1 SUS440をAG-ESSドリルで加工する場合の切削条件は、カタログのどの被削材を参照すればよいのですか? マルテンサイト系ステンレスであり、合金鋼の切削条件をベースにしてください。熱処理されて硬度が40HRC以上高くなっている場合には、AG-ESSドリルでは加工できません。アクアドリルEX/AQDEXSなどの超硬ドリルを選定ください。 BB2 AGパワーロングドリル/AGPLSDでSCM435の深穴加工を旋盤(ワーク回転、ドリル固定)で行いたい。留意すべき点はなにですか? ドリル回転の場合は、ドリル溝の切りくず搬送作用によって、切りくず排出能力はありますが、ワーク回転の場合には、その排出能力が小さくなります。ワーク回転の穴加工ではステップ回数を多くする必要があります。 BB3 SUS310を直径1mmのAG-SUSドリルショート/AGSUSS1.0で加工したい。切削条件は? SUS310はNi20%、Cr25%含有している被削性の悪い材料です。切削条件はSUS304の1/2~1/3に落としてください。ハイスドリルではAG-SUSドリルショート、超硬ドリルではアクアマイクロドリル/AQMDをおすすめします。 BB4 SUS303の穴あけをAG-SUSドリルショートで考えているが、カタログにSUS303の切削条件が載っていない 基準切削条件表ではSUS304がベースになっています。SUS303は快削性ステンレスです。SUS304よりも10~20%程度切削条件アップは可能です。 BB5 アクアドリルEXオイルホール8D/AQDEXOH8D φ4.1 で被削材がSKD61 穴あけ深さ37mm(9D)。ステップ送りは必要か SKD11は被削性のわるい材料です。4D以降は1D間隔でステップ送りを入れて様子をみてください。 BB6 SUM22は切削条件表の被削材のどれに相当しますか? SUM22は低炭素硫黄快削鋼です。炭素鋼、構造用鋼の切削条件を参照ください。 全般 / ドリル / 選定 / 切削条件 / 不具合 / その他 ドリルQ&Aメニューへ戻ります。
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| よくあるお問い合わせQ&A | 2009年01月08日 03:12 PM | |
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BC1 両軸回転(ドリル、ワーク回転)で加工しているが、奥のほうで穴が拡大(φ2.52位)する。ドリル寸法φ2.45x60x90、被削材S10C、穴深さ45mm ドリルの取り付け状態をチェックしてください。ドリルの先端部と付け根部の振れの調査と、加工穴の真直度を調べてみてください。センタ穴(下穴)の位値精度も調べてみてください。 BC2 SG-ESドリルφ16でS25Cを深さ17mm、送り量0.2mm/revで加工するが、穴が拡大する 軟鋼や低炭素鋼の場合は、送り量をもっと上げる(0.3mm/rev)か、センタリングを施してください。また、AG-ESS、SG-ESS、GSSドリルなどをおすすめします。 BC3 ワーク回転で真鍮の穴あけφ11.8を行っているが切りくずが長くのびてからみつく。下穴φ9 ワーク回転と下穴がある場合には切りくずが長くのびることがあります。G73(NCコード)で切りくずを分断してください。 BC4 ストレートロングドリル/LSDをストレートコレットでチャッキングしたところスリップした バックテーパがついているためシャンク径は細くなります。ロングドリルは、溝長が長い分だけ細くなる傾向があります。ストレートコレットでなく、収縮代が大きいテーパコレットのチャッキングをおすすめします。 BC5 テーパロングドリル(直径20 溝長300)にジグ用ブシュ(内径20.1)を使ったところ、ドリル振れがみられた ドリルにはバックテーパがついていて、シャンクに向かって直径が小さくなっていきます。ロングドリルの場合には0.1~0.3mmほどドリル直径よりも小さくなることがあります。ブシュ径は20.0mmをおすすめします。 BC6 DLCドリル5.5でアルミA5052を穴あけると入口部がいびつになる。前加工に90°のセンタリングをしている センタリングはポンチを打つ程度に小さくしてください。あるいは、ドリル先端角よりも大きな先端角のセンタリングドリルを選定ください。また、センタリングを省いた方が良くなる場合もあります。 BC7 ステンレス用六角軸ドリル3.5mmを購入して加工するとすぐに欠けた。3.8mmはスムーズに穴あけができた。インパクトドライバーを使用。インパクトはかけていない ドリルはしっかりとチャッキングされていないと振れにより、刃先がチッピングすることがあります。六角軸ソケットにドリルを挿入する際には、最後までしっかり入れてください。また、軽くドリルを回転させて振れていないか確認してからご使用ください。インパクト(打撃)は絶対に与えないでください。インパクトを与えるとドリルは簡単に欠けることがあります。 BC8 鉛快削鋼から鉛レスに変更になりドリル切損が多発。Φ1 深さ15mm ステップ送りなし 鉛快削鋼は切りくずが小さく分断され、切りくず処理が問題になりませんでした。環境問題対応により鉛レス化の傾向があります。鉛レスの快削鋼であっても鉛快削鋼よりも被削性が悪くなります。0.2mmぐらいのステップ送り(G83)で様子をみてください。 BC9 アルミA5052、Φ16、深さ400mm、カタログ条件で加工すると大きな音で鳴いてしまう 切りくず詰まりにより、切りくずが穴加工面を擦っている場合があります。ステップ送りの間隔を小さくして、切りくず排出と切削油剤の刃先への供給を行ってください。刃先凝着対策として、切削速度を下げてみてください。 BCA φ6.1ドリルでt=0.5~4の穴あけで抜け際に折れる。ボール盤使用 ワーククランプが充分でないために、貫通時の衝撃やワークの撓みによってドリルがワークに挟みこまれて欠けたり折れたりすることがあります。当て金や専用のワーク保持具を使ってワークのクランプを充分に行ってください。 BCB ABS樹脂にφ5の通り穴をあけたが、抜けバリが大きい ローソク研ぎの刃先形状に修正してみてください。ローソク研ぎのドリルでは、鉄骨用ドリルや薄板用六角軸ドリルがあります。 BCC 電ドルで穴を加工したが1穴もあけられなく、ドリルの刃先が摩耗した 充電式ドリルドライバーやインパクトドライバーを使用して手持ちで鉄板の穴加工を行う場合には、押しつける力が不十分であったり、加工する材料の固定が不完全であると穴があけられない場合があります。6mmを超えて鉄板をあけられる場合には、ボール盤による穴あけをおすすめします。詳しくはこちらを参照ください 全般 / ドリル / 選定 / 切削条件 / 不具合 / その他 ドリルQ&Aメニューへ戻ります。
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BD1 標準ストレートドリルの表面は黒いが、どのような処理が施されていますか? ホモ処理(酸化処理)です。表面に黒さびを発生させて、耐溶着性と潤滑性の効果があります。 BD2 標準ドリルの先端角は118°ですが、130°に研ぎなおすと問題はありますか? 切れ刃は直線にならず、凹形になります。130°程度ならばほとんどわかりませんが、先端角が大きくなるほど凹形が強くなります。その場合にチゼル部や刃先コーナ部のチッピングに注意しなければなりません。切削抵抗も少し高くなることがあります。 BD3 ドリルの刻印表示が「HM33 6.0」全長は78mm、溝長は20mmぐらい。商品を特定できますか? 特殊品として製作されたものです。HM33はドリルの材料記号です。標準在庫品とは材料表示が違っています。お買い上げいただいた販売店、代理店へお問い合わせください。 BD4 AG-ESSドリルとAG-SUSドリルのちがいは? AG-ESSドリルは一般鋼を中心の汎用ドリルです。AG-SUSドリルはオーステナイト系ステンレスを中心に軟鋼、低炭素鋼など軟らかい材料用です。どちらも切れ味重視設計ですが、AG-SUSの方がより切れ味を高めています。 BD5 SG-ESSとSG-SSのちがいはなにですか? SG-ESSはエンドミルシャンク、SG-SSはストレートシャンクです。エンドミルシャンクはストレートコレットで保持するため、高精度で強力な把握力により、高い切削性能を引き出せます。 BD6 Gオイルホールドリル/GOHはサイドロックシャンク仕様、ミーリングチャックでも問題はないですか? ミーリングチャックでも問題はありません。GOHは高送り切削条件を可能にするために高い把握力があるサイドロックチャックに対応できるようにしてあります。 BD7 ノスドリルのシャンクに溝が入っていますが、用途はなにですか? スリップ防止です。ドリルチャックの爪が食い込むようになっています。またプラスチックの保護リングは貫通時の衝撃防止用についています。 BD8 油穴付きテーパシャンクドリルの給油方法はどのようになっているのですか? 給油方法には3パターンあります。1形:首部横穴(ドリル固定ワーク回転)、2形:テーパシャンク中間、3形:タング端面(センタースルー)。1形、3形の給油穴部にはねじ止めされています。それぞれ取り外してご使用ください。 BD9 テーパドリルTDとコバルトテーパドリルCOTDは、溝形状が違うようにみえるが? テーパドリルTDは先端角118°、標準ねじれ(約30°)に対し、コバルトテーパドリルCOTDは135°、強ねじれ(約35°)になっています。先端角、ねじれ角が変わると溝形状は変えてドリルを製作しています。 BDA MCドリルの用途は? MCドリルはマシニング用として出したものでATCにぶつからないように溝長が短くしてあります。 BDB SGSS4.8のシャンク径は、直径と同じ4.8mmですか?シャンク径が5mm又は6mmのものがありませんか? GS-SSドリルのシャンク径はドリル径と同じです。SG-ESSドリルはシャンク径が6mmです。 BDC ドリル研削盤「ドリルポインターPro」でX形シンニングのGスタンダードドリルは再研削が可能か? 問題ありません。X形シンニングのほかに、穴あけ精度に優れた3レーキ先研ぎにも対応しています。ストレートシャンクコレットチャックでチャッキングするため、繰り返し精度が高いドリル研削盤です。 BDD AGパワーロングドリル/AGPLSDの再研削を社内で行いたい。先研ぎのポイントはなにですか? X形シンニングを必ず施してください。シンニング切刃部からの切りくず流出がスムーズ行えるようにシンニング部のポケットを広く確保してください。また、切刃の分割や長さを均等になるように施してください。 BDE MCドリルφ32.5で下穴φ26からの繰り広げが可能か? 加工に問題はありません。ただし切りくず処理が問題になるかもしれません。 BDF 7mm未満のテーパシャンクドリルの入手がむずかしい テーパシャンクのドリルドライバーを使用ください。ストレートシャンクドリル/SDがテーパシャンクドリルとして利用できます。ドリルドライバーはストレートドリルをチャッキングするテーパシャンクのホルダーです。 BDG ストレートドリルの柄径はドリルと同じ寸法ですか? シャンク部の寸法は、ドリル径よりも若干マイナスになっています。ドリルはシャンク部に向かってバックテーパを付けています。ドリルの品種、寸法によって異なりますが、標準的なドリルの場合では、溝部範囲に0.04~0.1/100のバックテーパをつけ、その最小径部とシャンク部が同径になります。 BDH プラス径公差のドリルを入手したい ドリルの直径許容差はh7、h8です。マイナス公差ですが、0.01mmとびに在庫をもつドリルを選択する方法があります。アクアドリル3フルート/AQD3F、AG-ESSドリル、SG-ESSドリル、AG-SUSドリル、ストレートシャンクドリル/SDを参照ください。 BDI 「FORGE」と刻印されているドリルがほしい 「FORGE」はNACHIのストレートシャンクドリルの商標です。該当商品はストレートシャンクドリル/SD(LIST500)、テーパシャンクドリル/TD(LIST602)になります。 BDJ アクアドリルEXの直径3.35mmの製作見積もりをお願いしたい NACHIの工具を取り扱っている販売店、代理店を通じてのお取り扱いとなります。最寄りの販売店等へご照会ください。また、当社営業の最寄りの拠点より販売店等のご紹介もさせていただきますので当社営業へ連絡ください。 全般 / ドリル / 選定 / 切削条件 / 不具合 / その他 ドリルQ&Aメニューへ戻ります。
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